ベトナム観光の下調べ

覚林寺

 

「覚林寺」(ヤックラム寺)

 

 

ホーチミン最古のお寺が「覚林寺」(ヤックラム寺)です。ベトナムの熱心な仏教徒が連日参拝に来ています。境内は公園にもなっているので、ベトナム観光にきた旅行客たちも訪れています。このお寺の住職は中国に仏教を普及させた人々の末裔であると言われています。

 

 

最古のお寺を拝み、現地の仏教文化について触れることのできるベトナム観光スポットです。ホーチミンの雑多な大通りから1本中に入ったところにある、六角七重のパコダが目印です。お寺は上にまで上ることができます。各階の中央にそれぞれ仏様が鎮座しています。柱には古いベトナムの文字が描かれています。最上階に上るとホーチミンの街並みを見渡すことができます。中心部の高層ビルや、通りを行きかう無数のバイク、ホーチミンの街の様子がよくわかります。

 

 

覚林寺は歴史あるお寺なので、敷地が広いです。塔から奥へ100メートルほど進むとお寺の本堂があります。本堂は1744年に建てられたもので屋根瓦を使っています。ベトナムスタイルのお寺です。

 

 

本堂の内部には古い仏像がたくさん並んでいます。手が18本伸びている観音像があって、本堂の両脇に黄金色の彫像があり、中央に本尊の仏像があります。このお寺には200年前に作られたという貴重な銅と木材でできた仏像があるそうです。

 

 

本堂の正面に参拝スペースがあって、裏手には食堂があります。覚林寺の塔の屋根の装飾と庭にある小さな塔が青と白の磁気プレートからできていて見どころとなっています。

 

 

古代の家具や彫像はベトナム観光客たちから特に注目を集めているものです。ホーチミンのチョロン地区へベトナム観光で行く予定のある人は、ぜひ足をのばしてみてください。覚林寺は市の中心部からタクシーで20分ほどして到着します。開館時間は6:00から21:00までとなっていて、12:00から14:00の間は閉鎖されています。無料で拝観することができます。